希薄化(ダイリューション)とは?
希薄化(dilution/ダイリューション)とは、資金調達などによって新たに株式が発行されることで、既存株主の持株比率が低下することを指します。
スタートアップでは、エクイティ調達を行うたびに、創業者や初期株主の持分は段階的に希薄化していきます。
たとえば、資金調達前に創業者が100%の株式を保有していた場合でも、投資家に株式を発行すれば、その比率は下がります。このとき、会社の価値が向上していれば、持株比率は下がっても、保有株式の価値自体は高まることもあります。
しかし、調達条件やバリュエーションによっては、想定以上に創業者の持分が減少し、将来的な経営権やインセンティブに影響を及ぼす可能性があります。
そのため、希薄化は単に避けるべきものではなく、事業成長と引き換えに受け入れるコストとして、バリュエーションや調達額、次回以降の資金調達も見据えたうえで、慎重に管理することが重要となります。


